今年の岡山県はイノシシがあまり獲れないらしい。
そんな貴重なイノシシ肉を猟師友達からもらいました。
絶対に美味しく食べたいインスタで教えてもらったり、クックパットやクラシルで調べたりと悩んでいました。
その間、冷蔵庫で熟成。
包んだ新聞紙を交換する度に心地よいプレッシャーを感じつつ、楽しみながら過ごしていました。
そして美味しく食べるために注文しておいた秘密兵器が届きました。
旅館や料亭で出るあの謎の葉。
朴葉(ホオノキ)
モクレン科の植物、朴の木(ホウノキ)の葉のこと。殺菌作用があるとされ、器の代わりや食材を包む材料として用いられることがある。
葉は芳香があり殺菌作用があるため食材を包んで、朴葉寿司、朴葉餅などに使われる。
落ち葉となった後も、比較的火に強いため味噌や他の食材をのせて焼く朴葉味噌、朴葉焼きといった郷土料理の材料として利用される。
葉が大きいので古くから食器代わりに食物を盛るのに用いられてきた。
幅10ミリと集めにカット。仕込み中もビールは手放せません。
味噌に砂糖、みりん、酒とごま油を混ぜます
朴葉味噌の上にどんどんイノシシと野菜を乗せていく
乗せすぎたので和食の風情が微塵も感じられない。
だが猟師飯はこれでいい。
熱に強い朴葉の特性を活かした料理なので、炭火でゆっくり焼いていくのが理想なのだろうが、
今回はオーブンで上下から熱を加えることにしました。
次回がいろんな食材をほどほどに乗せてみよう
- ひよどり
- 鹿・アナグマ
- 鴨
- ラム肉
そんな妄想をして待つこと20分。
完成。
味噌とイノシシって合うんだな。甘い味噌とイノシシの脂がよく絡む。
焦げた風味と厚めの肉の食感がいい。ジビエの癖と朴葉の自然の香りも感じる。
初めてやった朴葉焼きはいろいろと発見があった。
ジビエ料理もその個体がすんでいた所の野草や固体が食べていた果実などと一緒に料理したら美味しいかも。
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