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豚コレラ。
10月4日、群馬県でも野生のイノシシから豚コレラ感染が発見された。
これで国内で10県目らしい。2018年9月に岐阜県内で発生が確認された後、どんどん日本中に感染が拡大している。
- 豚コレラウイルスにより起こる豚、いのししの熱性伝染病で、強い伝染力と高い致死率が特徴です。
- 感染豚は唾液、涙、糞尿中にウイルスを排泄し、感染豚や汚染物品等との接触等により感染が拡大します。
- 治療法は無く、発生した場合の家畜業界への影響が甚大であることから、家畜伝染病予防法の中で家畜伝染病に指定されています。
- 人に感染することはなく、仮に豚コレラにかかった豚の肉や内臓を食べても人体に影響はありません。
全国各地で拡大を広げていて、農林水産省のホームページでは10月4日の時点で
岐阜県・愛知県・長野県・滋賀県・大阪府・三重県・福井県・埼玉県、群馬県で
豚コレラの発生が確認されています。
豚コレラの予防策
- 養豚場に早期出荷を促す対策
- 豚舎などの衛生管理の徹底
- 予防的な大量殺処分
- 飼育豚へのワクチン接種
- 入山の自粛・制限
- 狩猟等の制限
豚コレラは豚や野生イノシシの移動だけではなく、車、人に付着したウイルスによって感染が広がるといわれています。
死活問題
畜産農家の方、登山や狩猟を趣味としている方にとっては死活問題である。
今回感染が確認された群馬は養豚場が多くある地域なので、さらなる感染拡大が心配されます。
甘い脂の猪肉は最高の贅沢。今年もたくさん食べられるであろうか。
また狩猟が禁止された地域があることで、
有害鳥獣の増加・農作物への被害も懸念されます。
北海道では10月1日に狩猟が解禁。
全国的にも11月15日に狩猟解禁となります。
今後、東北や北海道、関西や九州に豚コレラが広がらないことを祈るばかりです。